Microsoft NTFS for Linux by Paragon Software

サポートするHFS+の機能:

• ネイティブ HFS+ジャーナルをフルサポー
• macOS High Sierraの HFS+をフルサポート

16TB以上のサイズのボリュームをマウントする場合でも、追加のオプションを設定することなく操作が可能です。NTFS&HFS+ for Linuxは、Paragonのラボにて20TBの物理ディスク、25TBの仮想ディスクで動作することを確認しています。

Discardマウントオプションを使用して、SSDのTRIMをサポートします。

カーネルモジュールがNTFSとHFS+の両ファイルシステムへのサポートを提供します。

x86とx86-64の両CPUをサポートしています。

SMPカーネルをサポートしています。

Samba経由でマウントされたNTFS/HFS+ボリュームを共有

CPU負荷とメモリ消費量を削減

Linux標準のファイルシステムのように、NTFS/HFS+ボリュームを自動マウント

LinuxカーネルとNTFS/HFS+の制限に抵触しない限り、ファイルとボリュームのサイズに制限はありません。

アジア圏を含めたローマ字以外の文字に対応しています。

ドライブが予期せず取り外された場合の、ファイルシステムの問題発生を最小限とするようにドライバーの挙動を改善しました。

• mkntfs ユーティリティ─Linux上でパーティションをNTFS形式にフォーマット;
• chkntfs ユーティリティ─NTFSパーティションの検証とエラー修復

• mkhfs ユーティリティ─Linux上でパーティションをHFS+形式にフォーマット;
• chkhfs ユーティリティ─HFS+パーティションの検証とエラー修復

• 圧縮されたファイルへの読み書きをサポートしています。
• 暗号化されたファイルは暗号化された状態で読み込まれます。コピー中に、ファイルのデータストリームは暗号化され、復号できない状態でコピーされます。
• NTFS からLinuxファイルシステムへのコピー時: 追加されたストリームはコピーされません。また、圧縮フラグとセキュリティアトリビュートも同様です。
• すべてのリンクはコピー時にその実ファイルがコピーされます。
• NTFS はファイル名をUTF-16 エンコードで記録しています。これにより、非ラテン文字を含む非常に長いファイル名が使用され、UTF-8がデフォルトのカーネルコードページとして選択された場合に問題が発生する可能性があります。

• 大文字/小文字を区別するファイルシステムと区別しないファイルシステム両方をサポートします。
• Linuxファイルシステムへのコピー時には、‘データ’ フォークのみがコピーされます (cpコマンドを使用).

• この製品は、x86とx86-64 の両CPUをサポートします。
• Paragon Software Groupは、Linuxが動作する以下のようなアーキテクチャー向けのドライバーを用意しています:
  • ARM
  • MIPS
  • SuperH (SH4)
  • Ubicom32
  • Power PC

詳細については、お問い合わせください。

• CPU: Intel Pentium 300 MHz以上のインテル互換CPU
• 32/ 64ビットCPUをサポート
• メモリ: 32 MB以上
• ハードディスク空き量量: 10 MB

(独自技術により、NTFS＆HFS + for Linuxのシステム要件は低く抑えられています。例として、250 GBを超える容量のNTFSパーティションを動作させるためには、650 KB程度のRAMで十分です。カーネルドライバーモジュールは、約800 KBのRAMを使用します。)

2.6.36から5.17.xまでをサポートします。
カーネルの更新を行うと、製品も更新を行う必要が発生する場合があります。5.17.xより後のカーネルと、高度にカスタマイズされたカーネルとの互換性は保証いたしません。カスタマイズされたカーネルを使用しているユーザーは、Professionalを購入する前に無料版でのテストを行ってください。Linuxの更新頻度に合わせて、製品も更新を行いますのでこのページに記載の内容は最新の情報を反映していない場合があります。サポートするカーネルの最新のリストについては、サポートまでお問い合わせください。

開発環境はLinuxドライバーのコンパイルに使用します。以下の項目がインストールされていることを確認してください:

• カーネルソースコード(推奨)、またはカーネルヘッダファイル
• GNU C (gcc) コンパイラ
• GNU C++ (g++/gcc-c++) コンパイラ
• GNU Glibc-静的ライブラリ
• GNU Make
• GNU ld (binutils)
• Modutils (module-init tools)
• DKMS ライブラリ

HFS(The Hierarchical File System、macOS標準)は、Appleによって開発されたファイルシステムです。フロッピー・ハードディスク向けに開発され、読み取り専用のCD-ROMのようなメディアでも使用されました。後継となるHFS Plus(macOS拡張)の登場により、OS X 10.6からHFSへのフォーマットと書き込みのサポートが終了し、現在では読み取り専用のファイルシステムとしてのみサポートされています。

HFS PlusはHFSを改良し、より大きなサイズのファイル、Unicode、32ビットアロケーションテーブルが使用できるようになっています。

Linuxでは、カーネル2.6.18以降で読み込みをサポートしています。

UFSD (Universal File System Drivers)はParagon Software Groupが開発した、NTFS、HFS+、FAT、ExtFSなどのファイルシステムに読み書き、フォーマットなどをプラットフォームの制限なく提供する技術です。

The Universal File System Driver Software Development Kit (UFSD SDK)はアプリケーション開発を目的としており、以下の機能を提供します:

• アンマウントされた(ドライブ文字が割り当てられていない)パーティションへのアクセス
• Windows OSや DOSでサポートされていないファイルシステムへのアクセス
• プラットフォームに依存しないUFSD API

NTFSは元々IBM社によって開発されたHPFSファイルシステムに非常に近いことが知られています。HPFSは、ドキュメントのサポート、データ構造などの点でオープンでした。その性質、アーキテクチャー、イデオロギーを理解するのに役立ちました。NTFSについて得た知識は、当社製品Paragon Partition Managerで何年も使用しています。Paragon Partition Managerは世界中で数百万本も販売しています。NTFS関連の事業に関する限り、製品の安定性は、NTFS技術全体の安定性とそれ自体について語っています。したがって、弊社はHPFSファイルシステムが何であるかよく理解しているので、NTFSの仕組みも理解できています。Linux drivers for NTFS（読み取り専用ドライバ）のような他の情報源やWindowsアプリケーションをデバッグするために、内部からNTFS構造を文書化し、最終的にUniversal File System Driverを作成しました。Paragon NTFS for Linuxドライバーの開発中、常に以下のルールにこだわりました：

• 機密のMicrosoft NTFS（ドキュメント、コードなど）を一切引用せず、マイクロソフトのバイナリコードに対してリバースエンジニアリングアプローチを適用したことはありません。
• オープンソースだけを使用しているため、NTFSの知識と理解の大半はwww.ntfs.comから得られました。
• ファイルシステムおよびディスク上のレイアウトとしてのNTFSに特許はなく、文書化されていません。

UFSDテクノロジーは、次のファイルシステムへのアクセスを提供します：
Linux上でNTFS/HFS+/exFAT/FAT32/ReFS/APFS;
ThreadX上でNTFS/HFS+/exFAT/ FAT32/ReFS;
Windows CE上でNTFS/HFS+;
Windows上でExtFS/HFS+/APFS;
macOS上でExtFS/NTFS FS.

UFSDは物理デバイスに直接アクセスできるため、現在のOSによるサポートに関係なくパーティションを処理できます。UFSDでは、Linux上でNTFSパーティションをマウントできるため、NTFS for Linuxドライバーで認識し、その内容にアクセスできます。また、UFSD SDKで実現できるように、物理デバイスのアドレッシングによる直接アクセスも可能です。

Microsoft NTFS for Linux by Paragon Software

NTFS & HFS+ for Android

File System Link Business/OEM solution

ExtFS for macOS

NTFS for macOS

HFS+ for Windows

ExtFS for Windows

APFS for Windows

APFS SDK Community Edition

Paragon NTFS&HFS+ for Linuxは、Linux上でNTFSおよびHFS+ボリュームへアクセスを可能にします。Linux上でNTFSとHFS+パーティションにアクセスできます。ドライバーは、NTFSまたはHFS+パーティションのマウントを許可しているため、マウントしたパーティション（コンテンツの参照、ドキュメントを開く、アプリケーションを実行、既存ファイルの操作、新しいファイルの作成）で動作させることができます。NTFS&HFS+ for Linuxドライバーは、NTFSまたはHFS+ボリュームへのローカルアクセス用のLinuxカーネルドライバです。読み取り/書き込みアクセスをサポートしています。カーネルドライバとは、ネイティブファイルシステムにアクセスできることを意味します。手動でマウントするか、Professionalバージョンの自動マウント機能を使用するれば、NTFSまたはHFS+ボリュームは他のツリーディレクトリと同様に使用できます。

• UFSDモジュール – NTFS&HFS+ for Linuxのドライバ
• インストール/アンインストールスクリプト
• 追加のNTFSユーティリティ：
  • CHKNTFS –ユーティリティのチェック
  • MKNTFS –フォーマットユーティリティ
• 追加のNHFSユーティリティ：
  • MKHFS –フォーマットユーティリティ
  • CHKHFS –ユーティリティのチェック

NTFS&HFS+ for Linuxドライバーは、以下のように配布されます：

• 顧客環境に合わせてコンパイルに必要なライブラリとソースコードを含めたTGZアーカイブ（NTFS & HFS+ for Linux デスクトップ製品）
• UFSDモジュールバイナリ（NTFS & HFS+ for Linux 組み込み製品）

現在、この製品は2.6.36から5.17.xまでのLinuxカーネルをサポートしています。高度にカスタマイズされたプラットフォームのカーネルでドライバーを使用するには、追加の移植作業が必要になることがあります。

NTFS&HFS+ for LinuxのパフォーマンスはネイティブのNTFSパフォーマンスに近く、時にはネイティブのLinuxファイルシステムExt2のパフォーマンスよりも優れることもあります。
データスループットは、CPUパフォーマンス、キャッシュパフォーマンス（RAMの可用性）、実際のデータ書き込みシナリオ（チャンクのサイズと書き込み操作の順序）、同時に書き込まれるファイルの数などによって異なります。しかし、主な要因は、ボリュームとファイルの断片化です。巨大な断片化の場合、断片化されていないファイルのパフォーマンスと比較して、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。また、いくつかの同時コピー・プロセスのパフォーマンスは、サマリー・データ・フローに関係なく、4〜5倍遅くなりますが、他のファイルシステムおよびオペレーティングシステムで容易に見つかる通常の動作パターンです。

ホームユース向け製品は x86および x86-64アーキテクチャをサポートしています。
パラゴンソフトウェアは Linuxが使用されているその他の CPUアーキテクチャ用のドライバーも提供しています。例:

• ARM
• MIPS
• SuperH (SH4)
• Ubicom32
• Power PC

以下のLinuxディストリビューションでのテストを行っています:

• Ubuntu 22.04 (Linux kernel 5.15)
• Manjaro 21.2.6 (Linux kernel 5.15.32)
• Debian 11 (Linux kernel 5.10)
• Fedora 35 (Linux kernel 5.17.4)
• OpenSuse leap 15.3 (Linux kernel 5.3)
• CentOS 9 (Linux kernel 5.14)
• Linux Mint 20.3 (Linux kernel 5.4)

LinuxカーネルとNTFS/HFS+の制限に抵触しない限り、ファイルとボリュームのサイズに制限はありません。Paragonのラボにて20TBの物理ディスク、25TBの仮想ディスクで動作することを確認しています。

LinuxカーネルとNTFS/HFS+の制限に抵触しない限り、ファイルサイズに制限はありません。

ホストOSがGPTパーティションテーブルを正常に認識できていれば可能です。

4KBのセクタサイズをサポートしています。

開発環境はLinuxドライバーのコンパイルに使用します。以下の項目がインストールされていることを確認してください:

• カーネルソースコード(推奨)、またはカーネルヘッダファイル
• GNU C (gcc) コンパイラ（バージョン3.3以上が必要）
• GNU C++ (g++/gcc-c++) コンパイラ
• GNU Glibc-静的ライブラリ
• GNU Make
• GNU ld (binutils)
• Modutils (module-init tools)
• DKMS ライブラリ

できます。ソフトウェアをインストールするには、ドライバーとユーティリティをインストールするKnoppix用のカーネルソースが必要です。通常、KnoppixのカーネルソースはDVD版に収録しています(CD版には収録していません)。

GNU Cコンパイラ（gcc）はバージョン3.3以上でなければなりません。
ドライバーとユーティリティをインストールするには、rootとしてログインする必要があります。
カスタマイズされたLinuxカーネルの正しい動作は保証されていません。

ユーザーは、標準のLinux fdisk / partedユーティリティを使用してパーティションを作成し、mkntfsまたはmkhfsユーティリティを使用してフォーマットすることができます。
例えば：
# parted /dev/sdbと入力し、指示に従ってパーティションを作成します。
NTFSパーティションでフォーマットするには：
# mkntfs -v:MyLabel/dev/sdb1 – /dev/sdb1ボリュームをフォーマットします。
HFS +パーティションでフォーマットするには：
# mkhfs -v:MyLabel/dev/sdb1 – /dev/sdb1ボリュームをフォーマットします。

マウントするパーティションに、英語以外の文字を含むファイルまたはディレクトリが含まれている場合は、-nlsオプション：nls=utf8を使用してください。
たとえば、”mount -t ufsd -o nls=utf8 /dev/sda2 /mnt/ntfs”（Linuxコンソールをrootとして実行するか、/etc/fstabファイルに配置します）。

NTFS&HFS+ for Linuxドライバーは、NTFSパーティションおよびフォルダとの共有作業を可能にします。同時接続数は制限していません。
注意:mountコマンドのパラメータは、Samba、FTPなどのサーバがマウントされたNTFSパーティションにアクセスできるようにする必要があります。

複数のNTFSパーティションを同時にマウントしてアクセスすることも可能です（最大12個のテスト済み）。

WindowsアカウントをLinuxユーザーにマップする方法がないため、NTFSパーティションをマウントしたときにファイルとディレクトリのアクセス許可が設定されます（FATファイルシステムと同じくアクセス権に関する情報は格納されません）。これらのアクセス権は、次のマウントオプションによって制御されます：

• uid
• gid
• umask
• dmask
• fmask

この動作は、組み込み製品とデスクトップ製品では異なります。実装ガイドまたはユーザーマニュアルをそれぞれ参照してください。

以下のコマンドを実行してNTFSパーティションをマウントします:
# mount -t ufsd -o umaks=000,fmask=000,dmask=000 /dev/hdb1 /mnt/ntfs

/etc/fstab（ファイルシステムテーブル）ファイルに行を追加するか、Paragon NTFS&HFS+ for Linux Professionalをインストールし、NTFS / HFS+ボリュームをLinuxシステムに自動マウントするためのUFSDドライバー設定を追加します。

NTFS for Linuxドライバーのアーキテクチャーは、現在の市場で利用可能なあらゆるハードウェアプラットフォームへの移植可能です。Paragon Software Groupは、さまざまなプラットフォーム用のNTFS for Linuxドライバーをカスタマイズできる経験を持っています。

アプリケーションからNTFSパーティションにアクセスするには、アプリケーションが動作するホストオペレーティングシステム用のParagon NTFSドライバー、またはParagon UFSD SDKを使用する必要があります。

ドライバーを特定のデバイス（NAS、メディアデバイスなど）に移植するには、次のパッケージが必要です：

• ルートコンソール（COMポート、TelnetまたはSSH）にアクセスできるHWサンプル
• デバイスに使用するのと同じカーネルイメージを作成できるように、ドライバをコンパイルする必要のあるカーネルソース
• カスタムカーネル用のmakefileファイルのカーネル設定
• ソースからドライバをコンパイルできるようにするためのCおよびC ++クロスコンパイラ（GNU gcc）
• ソースからのユーザ空間アプリケーション（mk * fs、chk * fsユーティリティ）をコンパイルできるようにするためのCおよびC ++クロスコンパイラ（GNU gcc）
• ツールチェーン（存在する場合）)

特定の環境向けにドライバーをビルドするには、次のパッケージが必要です：

• ご使用のLinuxディストリビューション（所持していればいい）
• ドライバをコンパイルするためのカーネルソース
• カスタマイズしたカーネル用のKernel_ configファイルとmakefileファイル
• カスタマイズしたカーネルのコンパイルに使用したコンパイラ